コンユの部屋

GQ Korea インタビュー訳してみた

元記事
GQkorea


どういうコンセプトww
相変わらずかっこいいのに笑わせてもくれる
サービス精神の旺盛な(?)コンユさん。

上記のHPにはかっこいい写真もありますよん。

ここからは、インタビュー記事の日本語訳を載せますね。

コンユ「今は私が本当にやりたいことができる」

GQ Korea

 

守ろうとする心、空っぽにする時間、終わりの見えない道。その間に俳優コンユがいた。

 

クラッシックな物は好きですか?

服だけではなく靴、車など全てのジャンルでクラッシックな物にますます憧れるようになりました。時間が流れて初めて知る味わいがあるんです。個人的に大げさだったり、派手な物よりは、今日着ている服のようにベイシックでクラッシックな趣のある服が好きです。私の年齢ともよく合っている気もします。

 

クリシェ(お約束)のような質問かも知れませんが、なぜ老けないのですか?

私も年を取りましたよ。近くで見ると分かりますよ(笑)

 

来年デビュー20周年を迎えますね。「各自のコンユ観」があるとしたら、個人的に映画「容疑者」(サスペクト)に言及したいです。

実は私が今まで出演してきた映画に対する愛情は、本質的には同じだけど「容疑者」は確固たる結末を持っている作品でした。極限の状態まで私を追い詰めた映画です。今まで撮った作品の中で物理的に一番辛かったです。減量をしながら、残忍で惨い体をつくったからです。

 

苦痛の先に見えてきたものは、何かありますか?

肉体的につらかった映画を撮影するという事は、苦難の連続です。それに固執していた理由は、かっこいい肉体美を見せるためではなく、キャラクターのための情緒的訓練に役立つからです。その過程がチ・ドンチョルという人物を表現するのに、半分以上を占めていたと思います。画面を通して、初めて自分自身の見慣れない表情を見ました。

 

クランクアップした映画「徐福」でも、かなり減量をしたと聞きました。

もう一度ダイエットをした理由は、顔に変化をつけようとしたためでした。キホンという人物が健康な人間ではなかったために、キャラクターの特性上、疲弊した顔に見えなくてはいけなかったんですよ。運動を変えたので顔の肉は減らして、筋肉量を増やしながら相対的に体を少し大きくすることになりました。映画の中で私がクローン人間のソボクを守って保護する役だったんですよ。ソボク役のボゴムさんが、思ったより骨格もしっかりしていて、貧弱ではないんです。そういう部分を計算して体をちょっと大きくしたんです。

 

「徐福」のイ・ヨンジュ監督だけではなく、チョ・ソンヒ、チェ・ドンフン、キム・ヨンファ、キム・デヨンなど、多くの監督が次回作にSF映画を準備しています。このような流れについてどう思いますか?

Netflixオリジナルシリーズの「静かな海」、特別出演で参加した「ワンダーランド」まで、図らずもこれから公開する映画が、すべて一貫して近未来を扱っているんですよ。私が持っている情緒や考え方が反映された選択だったと思います。現代を生きていく中の1人として、近づいてくる未来が気になりながらも、一方では心配にもなります。最近私たちがこのような悩みを持つしかない時局に生きているじゃないですか。「私たち、今こんな心配をしなければならないの?」という質問が暗黙のうちに取り込まれている作品に、自然に惹かれたんだと思います。1人で浅くでも深くでも、いろいろ妄想と想像に駆られたりもするんだけど、そうしてみるとディストピア的な世界観に目が行くようになりますね。

 

暗く、冷ややかな作品の中にもコンユさんが演じた人物のほとんどは「ヒューマニズム」を貫いていると思います。「容疑者」「トガニ」「密偵」「釜山行き」などなど、冷たく始まって最後には熱くなるキャラクターがパノラマに感じられます。

時間が経ってから私の出演作について考えてみると、その始まりは人間に対する憐憫だったと思います。その憐憫の中には、私自身も含まれています。「トッケビ」を撮影するとき「軟弱だ」という表現をたくさん使ったんですよ。私は人間が本当に限りなく軟弱な動物だと考えます。大げさに聞こえるかもしれないけれど、漠然とそう考えています。お互いの間に憐憫の感情を積み重ねていけば、いつか世界がより美しくなるのではないでしょうか?

 

「俳優のコンユさんは本人が目立とうとせず多くの人の心をつかんだ。演劇的にならず力を抜いて自然に演技をする。時間が経つほど、コンユの演技は間違いなく輝いていくだろう。クリントイーストウッドのように。」というヨン・サンホ監督の言葉に演技に対する信念を分かってくれたようで鼻の先がジンときたと言っていたでしょう。

観客や視聴者の立場から作品を見ていて、時々刺激的だったり作為的だったり、とても劇的な演技を見ると、私はむしろ冷めてしまうんですよ。実際に存在しないような気がして。俳優が狂ったように泣かなくても、感情を過度に表さなくても、むしろその悲しみが、はるかに深く伝えられる事があります。演技のトーンが淡泊な時、話に集中できます。だから生活演技が好きです。このようなスタイルの演技が味気ないと思う人もいるかもしれません。どこまでも好みの差だと思います。演技に正解はありませんから。

 

俳優コンユも、人間コン・ジチョルも時間が経つにつれて、ますます気楽で柔軟になってきたように思います。

私は欲があまりありません。すごくありきたりな表現だけど、これに代わる言葉を探すのは難しいですね。「私が今必ずこれを、今すぐしなくて大丈夫」「急ぎたくない」自分で絶え間なく繰り返してきました。そういう考えが現実的に可能な歳が、今なんだと思います。もうそれなりに余裕もあるし、勇気も出てきて、人が何と言おうと私が本当にやりたいことができます。以前は他人に何か言われるのがすごく嫌だったけど、今は特に関係ありません。他人の視線を気にして、私が楽しめることを逃した事が、とても多いと思ったんですよ。そこから自由になって初めて軽くなることができたんだと思います。

 

今この全ての事が永遠ではないから、いつか済州島で小さな食堂をしたいと言ったことがあります。

携帯電話のアルバムは食べ物の写真が、ほぼ80パーセントを占めています。あるレストランの料理がすごくおいしく見えて、その味が気になったら直接行ってみます。食べる楽しみが大きい趣味の人なので(笑)。おそらく食堂を出したいと言ったのは、結局空間に対する愛着のためだと思います。とても小さいとしても、かわいくて素朴な空間にいたいという、ファンタジーがあります。後で本当に食堂をするかは、分からないけれど、田園の近くで暮らしたいという気持ちもあります。今のようにビル街の中では暮らしたくないです。

 

最近は旅行が空想になってしまいました。懐かしい記憶はありますか?

カリフォルニアの日差しが恋しいです。以前アメリカで1ヶ月暮らしたことがあります。目が覚めると、町内のスポーツジムに行って運動して、車を借りて西部海岸道路をドライブして、毎日毎日ただ道を歩きました。水着にビーチサンダル姿で海辺に出て一日中横になって、本も見て音楽も聴いて。天国でしょ。元々日焼けするのが好きです。家に小さなテラスがあります。そこに白いプラスティックのサンベッドを置きました。天気が良ければビールを1缶手に持ち、サンベッドの上でじっと横たわっています。音楽を聴きながら光合成をしてるんですよ。ささやかな幸せです。

 

ダリン、O.WHEN、ジョージ、O3ohn(オゾン)、92914。コンユさんが推薦するミュージシャンリストです。注目してほしい音楽を、一生懸命発掘する方ですか?

昔ほどはできません。その時は本当に何かに一度惹かれると、しつこく掘り下げました。私が先にそのアーティストを発見したんだという事に、大きな喜びを感じていました。だけど、今は音楽をただ気楽に聴きます。コンピューターと親しくはないけれど、音楽を探して聴こうとあえてモニターを点けます。最近は私の好みに近い音楽をアルゴリズムが推薦してくれて、そのリストを聴いて楽しみます。休みたい時、音楽を流しておきます。

 

「孤独はすなわち独立を意味する」という、ある小説家の文章がコンユさんと、すごく似合っていると思いました。一人だけの時間が絶対必要な人ですから。「今日1日も良く過ごした」と考える普段の日のルーティンは何ですか?

平凡ですが、当然の習慣のように運動します。その前日飲みすぎても、体がいくら疲れていても、ジムに向かいます。汗をかいた後、シャワーを浴びて家に帰ってきたら、今日1日は失敗しないなぁと安心します。一種の脅迫でもあります。運動をすれば、気楽に何かを食べることもできるんですよ。歳をとると、体調を崩す速度が、はるかに早くなります。管理をしなければ、そっくりそのまま表れます。40歳を超えて切実に感じるのは、体は絶対に嘘をつかないという事です。最近はジムに行けないので、ホームトレーニングをします。

 

コンユという俳優の品格は、時代が流れるほど自分をちゃんとコントロールして、守ろうという心から作られたのだと思います。体のように、心も崩れたり、鈍感になったりしないようにしている、本人だけの方法はありますか?

まだ人生の半分しか生きてないので、そういう話は慎重になりますが、結局私がやってきた作品たちが、すなわち私でもあるじゃないですか。ある意味では私が実際にそれほど持っていないにもかかわらず、それ以上持っていると人々がファンタジーを付け加えたりします。普段は見せない姿、インタビューの時私が言い放った言葉に、加算点がたくさんつけられたんだと思います。私が、思ったよりそんなに広くて深い人間ではないと思っているのに、むしろそうやって肯定的に見てくれる視点が、私にとって、もっといい人になるようにさせる原動力になっているんですよ。私を愛してくれて、支持してくれる事と私が、とても有機的に繋がっていると思います。そうやってお互い一緒に老いていくという事実がありがたいです。

以上です。
ちょっとわからないところもあったので、そこはごまかしてます(笑)

購入の参考にしてみてください。

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