コンユの部屋

コンユ:ELLE30周年 THE ICONS プロジェクト 記事【日本語訳】

雑誌の記事です。

発売日前ですがELLE koreaのサイトに出てるので訳しました。

まだ見たくない~という方はそっと閉じてください(^-^;

動画の訳はこちら

コンユ:ELLE30周年 THE ICONS プロジェクト 動画【日本語訳】まずはYoutubeから。 https://youtu.be/Sxv97T9ScEQ 純粋さのアイコン?信念が一番重要なコン...

元記事

コンユの明らかな対比、圧倒的

何人もの話者を顔の上に描き、自らの境界を崩して来たコンユ。彼から捕らえた明確な対比の瞬間。

 

Q.すっきりとしたシンプルな服を着てシャネルJ12を着用して撮影しました。シャネルウォッチを付けて楽しむルックはありますか?

A.私はシンプルなスタイルを好み、派手な服は好みではありません。唯一着用しているアクセサリーがウォッチです。考えてみるとシャネルウォッチを着用している時は、いつもブラックパンツにホワイトTシャツというような服装を思い出しますね。普段着には一度もJ12を着けたことはありません。楽でカジュアルなストリートウェアを着て着用してみたいです。

Q.シャネルウォッチとコンユの出会いは絶妙だと思いました。J12について個人的な記憶を振り返ると?

A.シャネルウォッチのアンバサダーの提案があった時は嬉しかったです。ウォッチについてよく知らない時期でも知っていた時計ですから。私が20代の時J12が登場したのですが、最初からものすごい人気を呼んでいました。セラミックウォッチで、抱いている感性も普通の時計とは違い「センセーショナル」でした。血気盛んな青春時代に一度は着けてみたいと思っていた時計のアンバサダーだなんて…。すごく不思議な気分でした。

Q.去年の時点でデビュー20周年でした。以前よりは仕事の境界が柔軟な時代に、同じ仕事に邁進してこられた理由は?

A.私はスタートが難しい人です。相当な悩みと覚悟を固めた後に始めることができます。人を知っていく時も同じです。人とすぐに親しくなるスタイルではありませんが、一度扉を開くとすごく深くなります。深く入り込んでいきます。私と合いそうで、おもしろそうだと思ったら好奇心が尽きません。好奇心と疑問が多いです。全てを知りたくなります。少し執拗なところがあります。データ収集家のようにずっと手掛かりを探し、それらの関係性を把握するプロセスを経て。演技も長い間そういうプロセスを経てやってきました。

Q.気持ちが熟していく時間を十分に持たなければならない性格は、コンユの演技にどんな影響を与えましたか?

A.熟考は毒になる事もあるので短所として作用する場合も多いですが、確実に、長く悩んであらゆる場合を想定した先に得られる微妙な差、繊細さがあります。私だけが感じる事かもしれないとても小さな、刹那のディテールです。そういう部分からかなりの達成感や満足感を得ます。誰も分かってくれなくても。もちろんそのポイントを誰かがすぐに分かってくれた時は達成感が倍になります。同じような性格の監督や相手俳優に出会いシナジーが生まれた瞬間の快感は病みつきになります。そんな人たちとは以前からの知り合いのようにパッと親しくなります。「ツーと言えばカー」という関係はよくある事ではないですが、側にそういう人が一人二人でもいれば十分です。

 

Q.過去には難しかったけれど今は深く受け入れられることもありますよね。

A.仕事を始めた時には今よりもう少し世間を単純に、断面的に見ていました。正しくないのなら絶対間違っているんだと思って。今は嫌だとか間違ったと思うことを否定しません。いろいろな作品を経験して精神的に成熟したようです。世間を見る観点が広くなりました。一方、私の性格や嗜好、好みはやはり、この20年の間徐々に濃くなって確固たるものになってきました。私が何が好きで何に優先的価値を置いているのか、今になってやっとよく分かってきました。

Q.自分だけの性格や嗜好をはっきりと自覚した記憶は?

A.映画「トガニ」です。私から出発した仕事だからです。このシーンで私のポジションをいいように捕らえていません。むしろ悲観的に考えていたという方が近いです。俳優はどんな方法だろうが選ばれる人達ですから。だけど「トガニ」に出会った後には自信がつきました。自分が選んだ仕事を最後までやり遂げ、真剣な人たちに伝わったプロジェクトを作ったという事実が自信を与えてくれました。

Q.強く望んだことを自分で見つけて作った経験の力はすごいです。

A.俳優たちは大体が与えられたリストから妥協案を探り妥協点を探して戦略を練ります。だけど「トガニ」は比較検討するプロセスがありませんでした。この話を世の中に出したいという純粋な気持ちが全てだったため、喜びは大変なものでした。選ばれるのを待つだけではなく、自分が望むチャンスを作ったという経験をもう一度してみたいです。せっせと乗り出して探さなければならないんですが、最近よく反省しています。惰性に流されているのではないかと。

Q.個人的な人生では経験できなかったけれどキャラクターを通して感じた感情の中で自分の人生で一度は経験してみたいことは?

A.父性がそうでしょう。絶対に経験したいと断言はできないけれど、一番気になる感情ではあります。経験しなかった未知の世界で、現在の私としてはそういう感情をいつ経験することになるのか予想できないんですよ。考えてみると父親の役をずいぶんたくさんしました。それもいつも娘の父親でしたね。

Q.娘を愛する格別な父親役がいつもよく似合っていました。

A.命を産み出し、成人になるまで責任をもって育てるという事は美しく素敵なことです。若いころから子供が好きだったんですが、何度か父親を演じて間接的に体験してみると少し慎重になりました。30代前半のころまでは、子どもを見て感じた感情は「ホントにかわいい」でした。今はその存在の重みが違うように感じます。「私が子供をきちんと育てることができるだろうか?」「父親役をやり遂げる資質を持っているのだろうか?」もう少し遠くへ行った考えでは「果たして今の時代に子供を産むと言う事が子供にとって良いことなのか?」怖くて心配で慎重になりました。

 

Q.長年の趣味である釣りは待つことの連続です。元々よく待つ人ですか?

A.よく分からなかったのですが、そうだと思います。短気だと思って生きていたんですよ。慶尚道で生まれたこともあるし、そういう性格の父親の元で育ちました。俳優の仕事をしていて、思ったよりも忍耐力があると思っています。時々愚かだと思うほどよく我慢します。だけど釣りをすると待つことを楽しむようになります。水の底の状況は見えないんですよ。中が明らかに見える海で釣りをしてもおもしろくありません。見えない水面下の状況を大潮、小潮、流速など海が一つずつ教えてくれる情報を元に悩みながら接近するけど、それでもなお黒い海の中は知ることができません。そこに釣竿を垂らし待つことは本当におもしろいです。待つおかげで喜びが大きいんです。

Q.釣りのVlogで、5時間竿だけが釣れた日にも明日の釣りを静かに楽しみにしている姿を見て、今日上手くいかなかったことを静かに手放して新しい希望を抱く訓練にもなるだろうなと思いました。釣りを楽しむことで自身のどんな面が徐々に変わってきたと感じますか?

A.私はこれから来る日に対して、やや悲観的でシニカルな性格なんです。明日は明日の日が昇る、明日のことは誰も分からないという平凡な真理を体感するようになりました。まだ来てもいない明日に関してはポジティブな気持ちを抱くようになりました。釣りで得た待つ時間は、脳が休憩している数少ない瞬間です。普段好奇心や妄想することも多いのに、釣りをすると考えが単純になってきます。海の真ん中で魚が長い間釣れないと、焦点がぼやけてボ―ッとなります。その瞬間が悪くはないです(笑)家で一人瞑想をしようとしても上手くできません。だけど海では可能なんですよ。時間があって天気が良ければ海に向かいます。冷蔵庫の中に入れた釣った魚が全部なくなった時、船に乗る時が来たということです。

Q.日常の半分は漁夫として暮らしているみたいですね(笑)

A.冷凍室に真鯛が残り少ない?そしたらマネージャーに言います。来週あたり行かなくちゃならないようだと。カミナリイカという、ものすごく高いイカがいます。市場ではほとんど見かけない、釣り人たちだけが楽しむことができる贅沢です。前のVlogの撮影の時、カミナリイカをすごくたくさん釣りました。3日間船を出したのですが、たくさん釣れました。家に持って帰って一つずつ真空パックに保存して冷凍室に積み重ねると、嬉しくて満足しました。富豪になった気分です。両親、友人たち、周りの知人たちに分けた時、大きな幸福感を感じました。まだ冷凍室にカミナリイカが少し残っています。

Q.今のコンユからは、予測不可能な波風が立つ海でも安全に船を走らせるベテラン船長の頼もしさが感じられます。今までの航海をコンユの前半戦と見ると、後半戦はどうやって進んでいきたいですか?

A.これからもずっと揺れ動くでしょう。ですがそんな揺れが内面に引き起こす波動の大きさは、段々小さくなってきていると思います。もちろん断言するわけではないですが。いつかすごく辛くなる日もあると思います。今日話していて、私の中に戦略家のような性格を発見することができました。だけど20年もの間、私はとても直観的な選択をして来ました。心の中の答えはいつもすぐに決まります。その答えを絶えず検証し、同意を求める時間を経ます。今まで経てきた作品の大部分はそんなプロセスを経てきました。シナリオに触れた瞬間、私の心の中に答えはすぐに浮かぶけれど、十分な名分を得るまで心の中で考えるだけにしてマネージャーにも言いません。映画「別れる決心」ご覧になりましたか?私は本当におもしろく見たんですよ。パク・ヘイルさんのキャラクターに大きく共感しました。彼が持っている若干の強迫、疑心を見ているうちに心の中がヒリヒリしました(笑)自分のようで。最近は様々な”メタファー”が全体をバランスよく描き出している作品が好きです。なんだか宿題を出して何度も見てしまうような作品が。その系統で映画「NOPE」も好きでした。

Q.本能的な直観と若干の強迫、20年のルーティンが現在のコンユを作りました。あなたは青年期からずっと時代に関係なくアイコニックな俳優でした。今はもう自身の直観を信じて従っても大丈夫だという勇気を得ましたか?

A.私がおもしろいと思えばやってみる勇気はできました。若い時はもう少し現実的な折り合いや妥協が必要だったのは事実です。私がおもしろかったからといって全てできるわけではないし、やらせてもくれませんでした。今はもう少し自由になって勇敢になりました。世間からたくさんの愛を受けたことは非常にありがたく大切なことだけど、興行や商業上の期待からも解放されたいです。やりたくてもできなかったこと、様子を伺っていたことの境界を最大限崩したいです。若い時から漠然と描いてきた、俳優の道に従って。

 

以上です。

釣りの話長かったですね。

作品に対しての答えはすぐに出てるけど、そこからが長いんですね…

そしてまだ遅くない。父になるのだ~!!!(T_T)

コン・ジチョルとしての人生も幸せに生きて欲しい…

 

 

 

POSTED COMMENT

  1. ぽこ より:

    ikuyoさんはじめまして
    いつもTwitterで一方的にお世話になっています
    いつもコンユさんの言葉を訳していただき 日々感謝の気持ちでいっぱいです
    Twitterのアカウントが鍵垢なので
    いつも感謝しながらコメントで御礼を言いたいのに届かないもどかしさを感じていました
    いつもRTしてしまうのですが
    これも無言RTですし
    鍵垢だと誰がRTしたかわからないためikuyoさんが不快に思っていないかと心配です
    今日ここにコメント出来るのがわかって 今までの御礼をどうしても伝えたくて突然失礼しました‍♀️
    余談ですが
    小学生の時から20歳ぐらいまでずっとマッチファンでした
    ファンクラブや親衛隊wにも入っていたのでikuyoさんのツイートでマッチの話が出ると勝手に懐かしい気持ちにさせていただいてます
    渡韓のお話も楽しませていただきました
    鍵垢だと いつも勝手に覗き見しているみたいになってしまって本当に申し訳なく…
    はじめてなのに長々コメントすいません

    いつも本当にありがとうございます

    • ikuyo より:

      >ぽこさん
      ぽこさんはじめまして!
      ああ!いつもリツイートされているのに表示されないのは・・・
      ぽこさんだったのですね。
      いつもありがとございます(笑)
      不快になんて思ってないですよ~
      私もTwitter鍵かけた事ありますし、楽しみ方は人それぞれなので。
      もうぽこさんだって分かったので、大丈夫です(^^♪

      しかもマッチファンだったんですね。
      私は親衛隊には入っていなかったのですが小学生からファンです。
      現役ですww

      こちらへのコメントありがとうございました!

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