コンユの部屋

コンユ:静かなる海 制作発表会 後半 【日本語訳】

続きから♪

 

イ・ジュンさんが演じたリュ・テソクはどんな役なのか伺ってみます。イ・ジュンさん、どんな人物ですか?

イ・ジュン:リュ・テソクという人は国防部のエリート出身の首席エンジニアなんですが、コンユと特別な間柄なんです。横で一緒に…

コンユ:そうかな?

イ・ジュン:そうでしたよ。

司会:コンユさんと。

イ・ジュン:はい、特別な間柄です。一緒に仕事をしていて、業務遂行能力もものすごくて。

司会:今、おそらくイ・ジュンさんがハン・ユンジェと言おうとして、コンユと錯覚したんだと思います。ですよね?

イ・ジュン:ハン・ユンジェ隊長!

司会:ですよね。明らかにそう思ってお話ししていたけど、コンユととおっしゃったので、

イ・ジュン:あぁ、ハン・ユンジェ隊長がコンユだから…

司会:ですよね。楽に話してください。

イ・ジュン:私がまだ…いえ、何でもないです。善良な人間です。私が考えるリュ・テソクは。善良で真面目で…だけど恥ずかしがり屋な、そんな人です。

司会:善良で真面目で恥ずかしがり屋、そんな人物リュ・テソクです。
実はイ・ジュンさん本人がSFジャンルがとても好きで、月に対する関心が高かったため、今回これは絶対にしなくちゃ、だけどいざ撮影してみたら、簡単ではなかったという事がありますか?

イ・ジュン:だけどもう過ぎてしまったら、特になかったと思います。とても楽しく撮りました。こんなに楽しく撮ったことがあるかな?というくらい、まるでインド映画のようにダンスもたくさん踊りました。
私たちはホントにいつもダンスと共に過ごして。

司会:ハリウッドスタイルで。

イ・ジュン:そうです、だからいつも重い宇宙服を着ていても、いつもダンスをして。
カバンもものすごく重いんですよ。それにもかかわらず…

司会:作品の中では見ることは?

イ・ジュン:ないですね。残念なことにダンスをしているところはちょっと、作品の中にはなくて、カメラが入ってない瞬間に私たち全隊員がダンスしてました。

司会:一緒に?!

イ・ジュン:楽しかったですよ。

司会:気になりますね。チェ・ハンヨン監督、後でディレクターズカットでそのダンスを見てみたいですね。

チェ・ハンヨン監督:はい、おそらく見ることができると思います。

イ・ジュン:メイキングがすごくたくさんあると思いますよ。ないはずがないというほどたくさん撮っていたので。

司会:そうですか。それくらいテンションが高かった月の空間だったようです。

キム・ソニョンさんが演じたホンドクター、ホン・ガヨン役にお目にかかりましょう。
どんな人物ですか?

キム・ソニョン:私は隊員たちの生命に責任を持つ医師、天才医師。韓国的な感性と情をたっぷり込めた。

司会:私の台本には天才という言葉はないんですけど。キム・ソニョンさん、申し訳ないけどどこを探しても天才がないんですけど、天才医師で合ってますか?

キム・ソニョン:はい、だけど劇中に表現はあまり多くないんですけど笑
天才医師で合っています。私が最初に受け取ったシノプシスにそう書いてありました。だから心にいつも抱いていました。だけど台本には出てはないんですけど笑

司会:おっしゃってくださってありがとうございます。

キム・ソニョン:そうなんです。

司会:ほんとに一番必要な人物。ホンドクター。
ここにいらっしゃる方たちの中で、実は少し前にシナリオを見たときにどんな感じだったかをお話しくださったときも、とても短く太く「チョン・ウソン制作者のためにやることにしました。」とおっしゃってくださったんですが、キム・ソニョンさんはチョン・ウソンさんと制作者と俳優としての縁を結んだのが今回の「静かなる海」が初めてではないと聞きました。

キム・ソニョン:はい、私は劇団をやっていて、演劇を作っているんですが、私たちの公演を3,4年前に見てくださいました。その公演がすごく私もとても愛情を持って作った公演だったんですけれど、とても良かったようです。
私と特に縁のなかった時だったんですが、もちろん先輩が出演した映画に私が少し出演したりはしていましたが、その縁でいらしたんです。私とは全く親交はなかったですけど。
ご覧になって、私は撮影中だったんですがチームを全員連れて、当時はコロナではなかったのでネギチヂミの店に行って私たちのチーム全員会食をさせてくださって、私に「この公演はいい劇場でたくさんの人が見られるようにするには、いくらになりますか?」と。
私が「あ、え…」と言っていたら、次の日の朝「昨日の酒の席の話ではなく真剣にサインをして欲しい、私はこの公演をもう一度やりたい。私がお金を出す」
これは投資ではなく、回収する概念はないんです。ただくれるんですよ。なぜなら私たちはお金を稼ぐ職業ではないので。それで出していただきました。もっとお金を貯めないといけないのに。

司会:何を言うんですか。

キム・ソニョン:ちょっと背後を調べなければいけないのに、とても純粋だったので、事実のままお話ししました。
だけど、本当に現金で。とんでもない額ですよ。だけど、私がその時お金もお金ですがとても感動しました。「あぁ、これは本当にアーティストなんだな、この方は」そしたら、制作社の名前が「アーティストカンパニー」だって笑

司会:だからアーティストになったんですね。

キム・ソニョン:本当に公演をしたかったようなんですよ。本当にこの芸術公演を多くの人人見せてあげたいと、本人の知人の方もものすごくたくさん連れてこられて。
なので、その時から私は尊敬するようになりました。
さっき私が話したことは本当です。今後もどんな物をされても、私は全部やるつもりです。

司会:今実は短い時間の中で、気持ちを全部表現することはできないけれど、

キム・ソニョン:できたんじゃないですか?これくらいなら。

司会:お金の大きさを離れて、チョン・ウソンさんが本当にいい作品だから多くの人が見て欲しいという、その気持ち1つで。

チョン・ウソン:実は公演がとても良かったんですよ。若い演劇俳優たちの情熱がこもった1つの話は胸をえぐるような話だったんですよ。
劇場が地下にある、観客が訳10名前に座ったらいっぱいになるような、とても小さい劇場だったんですよ。とても感銘深く見て、そのまま別れることができなかったんです。
だから俳優の方たちにお願いしたんです。講演が終わったら食事してもらえないかと。そこに一緒に加わったんですよ。そこであれこれ話していたら、俳優の熱望は結局、劇場らしい劇場で観客たちが楽な席で、演技を見て欲しいという事だったんです。そんな望みを私が読みました。
そして楽屋に温かいお湯が出れば嬉しいという話が感性的に刺激されて。なので制作されたキム・ソニョン俳優に丁寧にお願いしたんです。
私は自分が特別なことをしたとは、まったく思ってなくて、その俳優たち、その劇が私にある気持ちを起こしてくれた、ものすごいプレゼントだったんです。

司会:真心を込めたと、お互いに対して心を込めて、結局は観客たちが恩恵を受けたのだと思います。いい公演を、良い場所で見ることができるようになったのだと思います。
あぁ心が熱くなる話を聞かせていただきました。さぁこの熱い状況で…

コン・スヒョク役のイ・ムセンさんの役をお聞きしたいと思います。
準備できてますか?イ・ムセンさん?

イ・ムセン:あぁプレッシャーですね。

司会:さぁ、どんな人物なのか紹介してください。コン・スヒョク。

イ・ムセン:さっきからこの次にこうして…ずっと気になっていたんですが、私のキャラクターについて説明を始めたいと思います。
私が演じた役は探査隊の中で保安を担当しているチーム長です。なので、不愛想で口数も少ないですが、それにも関わらず任務に最善を尽くす人物です。
それに弟のコン・スチャン要員と一緒に精鋭隊員になって、命を懸けて宇宙に向かうそんな人物です。
どんな状況でも平常心を忘れずに最善を尽くす任務に邁進する人物です。

司会:本当に使命感を持っている素敵なキャラクターですが、イ・ムセンさんが本人のキャラクターに対して一番満足度が高かった方だと聞きました。自分が考えてもとても素敵な役だとおっしゃっていたそうですね。

イ・ムセン:本当に素敵な役です。実は私ならこんな緊迫した状況にもかかわらず、こうして任務を遂行できるだろうかという疑念が浮かぶほどのかっこいい人物で、どうやったらそういう部分を上手く表現できるだろうか、それを適材適所に上手く表現できるだろうか、監督と作家さんとたくさん話し合いました。
そういう部分について上手く作品に溶け込ませてくださいました。なので、とても感謝していて、この場を借りて改めて作家さんと監督に感謝の気持ちを伝えたいです。
ありがとうございます、監督、作家さん。

司会:本当に心が温かくなります。
さぁでは、今回もまた魅力的なキャラクターです。

イ・ソンウクさんが演じたキム・ソンについてお聞きしたいと思います。
キム・ソンはどんな人物ですか?

イ・ソンウク:私は自称ですが宇宙航空局のトップガンだと、自分で言って自慢している宇宙操縦士の役、キム・ソンです。とても正直な人物で、あれこれと好奇心も多く、関心も多く、心の中にある気持ちを口に出してしまうので、雰囲気が少ししらけてたり緊張感がある雰囲気を愉快にしたり、時にはしらけさせたりそんな役です。

チョン・ウソン:本人の話をするんじゃなくて、キャラクターの話をしないと。

イ・ソンウク:はい、私はキャラクターの話をしたんですけど?

チョン・ウソン:あぁそうなんですか?本人の話をしたのかと思った。

司会:キム・ソンは私だ。私がキム・ソンだ。

コンユ:似てるところはありますよ。

司会:ですよね、お話を聞いていると。

コンユ:普段同僚たちと過ごしている時、雰囲気メーカーで、後で作品をご覧になったらわかると思いますが、本当にアドリブに感嘆しました。撮影する時見てると。私と一緒に撮ってない部分でも時々モニターで見るじゃないですか、現場編集を。
それでアドリブもすごく面白いし、とても才覚があって瞬発力がいいんですよ。

司会:素晴らしいですね。いつもそうしてユーモアを装備しているイ・ソンウクさん。
作品毎、劇毎に大きな活力を与えてくれる役をたくさん演じていらっしゃいますが、今回の「静かなる海」でも本当に上手く消化されていると、たくさんの方が話してくださいました。
まずはチェ・ハンヨン監督は、初印象から演技がとても上手い俳優だとおっしゃっています。

チョン・ウソン代表は、エネルギーがあり瞬発力がずば抜けている俳優。アドリブもキム・ソンにやらせると元々あるセリフのように吐き出す俳優、だとおっしゃっています。
知っていらっしゃいましたか?イ・ソンウクさん?

イ・ソンウク:普段もいい事をたくさん言ってくださるんですが、この話は何日か前に私が「静かなる海」の予告編を見るために検索していたら、記事で見たんですけど、すごく幸せだったんですよ、本当に、心が。1人でいたのに笑顔に(映像がちょっと飛んだ?)
記事で見たんですが、本当に感謝しています。
撮影する時も監督と先輩…じゃなくて代表がいらして、良い話をたくさんしてくださいます。キム・ソンもそうだし、他の役に対してもそうだし。
なので、お互いに更に信頼が深まって、はるかに楽に演技ができたのだと思います。

司会:話を聞けば聞くほどとても濃い愛情が強力に感じられる「静かなる海」です。

「静かなる海」を撮影しながら特殊任務を一緒にしたからか、実際に戦友のような親密なものを感じます。現場の雰囲気がひときわ格別だったと言います。
コンユさん、そうでしたか?

コンユ:はい、年代がみんな同じくらいです。そうしてみると、俳優として経験も多い方たちなので、とても自然に序盤から上手く団結していたと思います。誰一人不足している人もいなく、ただとても自然にお互い配慮して、まるで昔から知っていた友達のように現場で過ごしていました。

司会:イ・ジュンさんがまるでインド映画のように、ダンスも一緒にしたとおっしゃっていましたが、私が聞いたところによるとキム・ソニョンさん、コントもたくさんしていたと。これはどういうことですか?コントをしていたというのは?

キム・ソニョン:はい、やりました。コントしてました笑

司会:どんな状況かお話ししていただけますか?

キム・ソニョン:あー、どんな状況かって?

司会:コントをすることになったのは?

キム・ソニョン:えー、コントが私が好きで…私がコントが好きなんですけど、私がたくさん投げかけるんですよ。

司会:突然コントを投げかけるんですね。

キム・ソニョン:スーパーのおじさんを一人で設定してコンユさんに「おじさん、このガムいくらですか?」と入っていくんですよ。

司会:ただ?だしぬけに?

コンユ:だしぬけに、ただすぐに。

キム・ソニョン:コンユさんが全部受け取ってくださって、横にいる人たちはみんな笑うじゃないですか。そうすると私がまた続けるんですよ。そうしたらまたイ・ジュンさんも受けてくださって。全員が一緒に。でもペ・ドゥナさんは逃げて、私を苦しめるなと言いながらも、ずっと笑いながら横にいらして。
もっと付け加えたいんですが、早く話しますね。
その雰囲気が良かった一番大きな要因は、コンユ、ペ・ドゥナ。主演俳優が元々出番も多いので、2人のスタイルも重要なんですよ。この方たちはとても気楽に遊ぶのが好きで。

司会:柔軟なんですよね、とても。

キム・ソニョン:だから私たちが一緒に楽しむことができました。2人のキャラクターがとても重要です。私たちでいつもそう言っていました。2人のキャラクターが私たちの雰囲気を作ったんですよ。

チョン・ウソン:ドゥナさんがコントから逃げた理由を知っています。
現場で、実質的にある状況を設定しておいて、その状況にハマっていらっしゃったんですよ。ワッフル店の主人だったんです。

司会:ペ・ドゥナさんがですか?

チョン・ウソン:商売をしていたんですよ。

ペ・ドゥナ:はい、私なりに何ていうか、サブキャラ?をしていました。
忙しかったです。コントに参加する時間がありませんでした。

チョン・ウソン:私が営業するなと片付けろと撤去しろというのをたくさん送りました。

司会:各自、本人の役が別にあったんですね。

ペ・ドゥナ:私はそうやってスタッフたちに食べらせるのが好きです。

司会:食べさせるの?

ペ・ドゥナ:食べさせる。え~間食、間食。私は栄養士のようなサブキャラがあったんです。

司会:ドゥナさんがいつも愛情深く、こうして食べさせて回って、いつもケアしてくれました。幼いころからそうでした。
実は時間制限がなければ、話をもっと聞いていたくて、私もコントを1つ作ってみたいですが、私にも任務がありますので。
こうして撮影陣の間に愛情があふれる作品は、私の経験からすると、公開後、全世界的に反応が本当に良いんです。多くの人が見てくださいます。楽しみにしてください。
果たして「静かなる海」が公開された後全世界がどれだけの荒波を巻き起こすことになるのか、今から「静かなる海」の誕生記を込めた動画を見ていただき、更に深い話をしたいと思います。

(映像何か流れたらしい)

司会:短編映画から始まって、更に大きく巨大に月に探索に出る「静かなる海」
無限の想像力と密度のある熱演を見せてくれた俳優のみなさん、そして制作陣のみなさんと一緒にお送りしています。
この方たち以外にも実は私たちが能力を見なければならないものが、まさにこの場所事態ではないかと思います。

必須資源の枯渇した地球で荒涼と広がる月に不時着した宇宙船。秘密を抱いているパレ基地までリアルに設計された様々な空間に没入するしかないんですが、監督、この空間をどうやって作ったのか紹介をお願いいたします。

チェ・ハンヨン監督:はい、月にある基地や、月を具現するには、大規模なセットとスタジオが必要でした。なので、5つのスタジオを使用したんですが、全部合わせればおよそ1700坪ほどの規模でした。
規模だけではなく技術的に難易度が高いセットもあり、全般的にセットを作る時には、俳優の方々が本物だと感じて没入して演技できるようにセットの質感や重さなどの細かい部分まで美術監督とよく相談して作りました。

司会:イ・ジュンさんは元々月に対して興味がありましたが、その巨大なセットにパッと足を踏み入れた時、どのような感じでしたか?

イ・ジュン:不思議でしたよ。思ってたよりもはるかに具体的で、その上私が覚えているのは、画面に映らない部分があるじゃないですか。そういう物までものすごく細かかったんですよ。本当に不思議だった記憶があって、すごく細かいと思ったのは、静かなる海とは関係ないんですけど、無線機や例えば、電子機器の中のバッテリーに、私の名前が刻まれていたんですよ。

司会:そんなディテールまで。

イ・ジュン:小さく印刷されていたんです。

司会:リュ・テソクと?

イ・ジュン:はい、そこまで笑。とても不思議だった記憶があります。

司会:そんな繊細さが、ホントにウェルメイド名品を作るんですね。素晴らしいです。わぁ。

※ウェルメイド・・英語で「出来や構成が良い」という意味(ウィキペディアより)

作家さんも、想像していた空間が、誕生するのを見て並みならないものを感じたと思いますが、どうでしたか?

パク・ウンギョン作家:私は実はシナリオを書いている時、ちょっと覚悟をしていたんですよ。想像の中だけに存在していた物たちが、そのまま具現化できるわけがない、失望しないようにしよう、とても難しい事なので。
実はこのジャンルに挑戦することが難しかった理由の1つは、私たちにそのような蓄積された経験がないジャンルで挑戦するしかなったためだと思います。私も書きながらもこれは果たして具現化できるだろうか?これくらい出してもいいだろうか?そんな悩みを、1人で作業室でたくさん悩んでいたんですが、私がセットを見た後、私が想像していたよりももっと多くの方がとても真剣で、想像していたよりもはるかに、むしろ規模が大きかったり。だから心配だったんですよ。制作費が増えるのではないかと。台本書くときに、私が想像していたよりもはるかに素晴らしく大きな規模で制作されているセットも多くて。
なので幸せでした。本当に幸せでした。

司会:本当に幸せだったという記憶を思い出してくださいました。
撮影現場が本当に、毎日一緒にいらっしゃる製作者の方は初めてだったと俳優の皆さんがおっしゃっていますが。

さぁ、その時間が来ました。チョン・ウソンさん、ほうきがまず最初に思い出されたという方が多いです。どういうことですか?チョン・ウソンさん

チョン・ウソン:とある空間や…スタッフたちの技術も素晴らしく、投資の分だけ室内の空間を具現化することは可能です。だけど自然は、自然を具現化するのは一番難しいんですよ。地球でも自然環境をおさめようとすると難しい撮影なのに、月の地表を…何もないじゃないですか、岩が何個かあって、土で。その具現化が一番難しかったです。
そして、撮影が限られた時間の中で決められた尺を撮影しなくてはならないので、私がほうきを持ち歩いているのは、月の地表に無数の地球人たちの足跡を消さなければならなかったんです笑
宇宙人たちの足跡だけがないといけないから、撮影はただ俳優たちが上がって撮影するわけじゃないじゃないですか。撮影するために多くのスタッフが上がって、カメラを見るとたくさんのスタッフたち、地球人たちの足跡がそっくりそのまま残っているから、それをほうきで消すのを私が先頭に立ってやっていたんです。
でもそれは時間の中で素早く効率的に撮影するためには誰かが、経験の多い人が「さ、出てきて次はここだよ」と言ってパッと決まった道を作ることが、撮影の効率を上げることができると判断したので、私がただ月の番を続けてたんです。

司:本当にとても素敵な代表じゃないですか?私たちの時代の月の番人、チョン・ウソンさんの話を伺いました。

コンユ:それは私たちメイキングをたくさん撮っているので、今おっしゃったとおり私たちの時代の月の番人に関連する、ドキュメンタリーのような動画が出るかもしれないと思いました。

司会:涙を流すことができる

コンユ:音楽がどんな音楽が使われるかによって、見る観点が変わり得る映像が出るのではないかと。

司会:今日はメイキング動画を期待させる話をたくさんしてくださいました。

実はセットもセットですが、俳優の皆さんが着用した宇宙服も本当にカッコよくて、1つの主人公のような感じでした。
だけど、見るにはかっこいいですが、とても重かったと聞いています。どうでしたか?

司会:宇宙服についての話を誰かお話しください。ドゥナさん。

ペ・ドゥナ:宇宙服は衣装の方から、俳優は6,7か月ずっと着て撮影しなければならないので、軽く作ってくれると言っていたんですよ。だけど私がとても気になって、すごく重いから1度体重計を持ってきて計ったことがあったんです。
ヘルメットとカバンと後ろの酸素を除いて約8.5キロくらいでした。すごく重い。
それでそれをフル装備した瞬間とても没入できました。実は。
本当に月にいるようで、息もまともにできませんでした。初めはそうじゃなかったですか?閉所恐怖症みたいに。

コンユ:そうそう

司会:慣れるまでそうですよね。

ペ・ドゥナ:だから実は私たちが撮影現場で絆が深まったのが、着る瞬間が大変なんですよ。だからうわ…あ、うわごとじゃなくて、なんだ?あ、呼吸をする音?をしながら雰囲気を良くしないと…だから楽しく撮ったんだと思います。ダンスもしたりして。

司会:訓練に打ち勝つためにお互いの絆が深まる過程だったようですが、そんな重い宇宙服を着て、ただ着て演技するだけじゃなく、無重力、低重力、そこにワイヤーアクションまで繰り広げるため、本当に大変な作業だったと思います。

コンユ:今考えてみると、おっしゃる通り無重力や、私たちがワイヤーで表現したり、振り付けの先生方が現場にいらして、動きを見せてくださったんですが、今考えてみると衣装が重いのが、助けになったのではないかと思います。
なぜなら、自然と着てない時よりも行動が遅くなるしかないんです、重さのために。
だから私たちが無重力の動きをする時に、より自然にできたんじゃないかな?と今は思います。むしろ。

司会:とても科学的撮影だったんですね、本当に。

コンユ:あぁ、私が科学的なんじゃなくて?

司会:笑 全体が…

さぁ「静かなる海」が宇宙を背景にしてるだけにVFXの役割も重要だったと思いますが、既存の数多くの撮影が実はブルースクリーンの前で演技をしていたとしたら、今回は実際に具現化した空間をLEDを通じて直接撮影できるLEDウォールを利用して撮影されたと聞きました。
チェ・ハンヨン監督、お話ししていただけますか?

チェ・ハンヨン監督:私も今回「静かなる海」を撮りながら初めて接することになったんです、LEDウォールに。
元々既存のブルースクリーンで撮影して、後半でCGで背景を合成しなければならない、そんな場面を、撮影時に完成した背景を見ながら撮影できるようになった、そんな技術です。
いくつかの長所があるんですが、その中でも俳優の皆さんが、ブルースクリーンではなく実際の背景を見ながら演技ができて、より没入することができるのではないかと思います。

司会:そうだと思います。イ・ソンウクさんどうですか?より没入度が高まるようですが。

イ・ソンウク:その通りです。特に思い出されるのは、月の地表とその後ろにLEDウォール、それがほとんど続いている感じを受けて、私たちの間の雰囲気がいいからお互いがあれこれ他の話をしていても、突然シュートが入ればパッと集中できたことを思い出しました。
確実にとても助けになりました。

司会:それはLEDウォールを通じてできた事でしょう。

 

以上です。

あとは記者たちの質問コーナーがあるので、それも後程。

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