コンユの部屋

コンユ:静かなる海 制作発表会 前半 【日本語訳】

司会:特殊任務を受けた精鋭隊員たちが、ここパレ基地に今到着しました。

静かなる海の精鋭隊員たちと、国内トップの制作陣のみなさんを歓迎してください

お会いできてうれしいです、いらっしゃいませ

Netflixが打ち上げたKコンテンツが今、月に到着しました。

今地球にいらっしゃる記者の方たちが気になっていると思いますが

ぺ・ドゥナさんから挨拶をお願いします。

 

ぺ・ドゥナ:こんにちは。「静かなる海」でソン・ジアン役のペ・ドゥナです。
よろしくお願いします。

コンユ:久しぶりにご挨拶します。こんにちは、私は「静かなる海」でハン・ユンジェ役のコンユです。お会いできてうれしいです。

イ・ジュン:こんにちは。私は「静かなる海」でリュ・テソク役のイ・ジュンです。
お会いできてうれしいです。

キム・ソニョン:こんにちは、私は「静かなる海」でホン・ガヨン役のキム・ソニョンです。

イ・ムセン:こんにちは、私はコン・スヒョク役のイ・ムセンです。
お会いできてうれしいです。

イ・ソンウク:お会いで阿きてうれしいです、私はキム・ソン役のイ・ソンウクと言います。

チェ・ハンヨン:こんにちは、「静かなる海」を演出したチェ・ハンヨンです。

パク・ウンギョン:こんにちは、「静かなる海」の脚本、パク・ウンギョンです。

チョン・ウソン:こんにちは、「静かなる海」制作総括プロデューサー、チョン・ウソンです。

司会:本当にかっこいいです。あいさつしただけなのに。
精鋭隊員たちと国内トップの制作陣の方たちが一緒に、ここパレ基地にいらっしゃいました。

久しぶりにこうして月の表面を、踏んだ感想は?

ペ・ドゥナ:昔の記憶が次々と思い出されます。撮影した時のことも思い出して。
とてもいい記憶だったので。とても苦労してNetflixがこのように素敵なセットを準備してくださって。

司会:すごいですよね、私が今日ここに入ったんですが、足を踏み入れられませんでした。踏んではいけないような気がして。

コンユさんはどうでしたか?久しぶりに月に到着して。

コンユ:久しぶりに感じる無重力で嬉しいです。それにこのセットも素晴らしいけれど、私たちが実際に撮影していたセットは、この10倍、100倍も本物そっくりな感じがよかったのですが、作品で確認できます!

司会:いつですか。12月24日

コンユ:24日。はい。

司会:人類の生存の手掛かりを探して月に出発した精鋭要員のこの方たちが、月の真ん中にあるベールに包まれている空間、パレ基地を背景に、果たしてどんな予測不可能な物語が盛り込まれているのか、多くの方が気になっていらっしゃると思います。

私たちがまず画面でお会いして話を続けてたいと思います。

【メイン予告】

 

司会:「静かなる海」のメイン予告編をご覧いただきましたが、この予告編が公開されるや、全世界が熱く反応しています。SFミステリースリラーシリーズらしく巨大で、寂寞とした月の姿を完璧に再現したことはもちろん、緊迫した状況の数々を通じて尋常ではない出来事が明らかに起こるという、直感。今から心臓がドキドキしています。

監督にお伺いします。この話は同名の短編映画から始まったと知られていますが?

監督:はい、私が学校に通っていた時、卒業作品として撮った作品です。当時、最後に本当に撮りたかった物を作ろうという考えで作りました。その時も宇宙を背景に、遠い宇宙を背景にした映画は多かったんですが、月を背景にした映画があまりありませんでした。そんなに違いはなかった背景の話を書きたかったんですが、月に関心を持っていたところに月が地球から一番近いけれど私たちが知っている情報があまりないんですよ。そういう点で魅力を感じて、月を背景に話を作ることになりました。

司会:チェ・ハンヨン監督の卒業作品短編映画から始まった「静かなる海」

こうしてNetflixシリーズとして作られましたが、おそらくこの方と出会ったために可能になったのではないでしょうか。チョン・ウソンさん。短編を見てすぐに魅了されたそうですね。

チョン・ウソン:はい。

司会:その話を少し深く話していただけませんか?

チョン・ウソン:ある意味1つの映画の世界を構成するんですが、設定という小さな要素が全体を左右するんですよ。その独特の設定がとても良かったんです。それにたくさんのSF映画がありますが、実は韓国ではそれを表現することに対して思いもよらなかった時期だったんですよ。ものすごくはっきりとした設定の中に、韓国的なSFができる素材だなと思って作ることになりました。

司会:多くのKコンテンツがそうですが、のちに多くの愛を受けてから振り返ると、固有の設定に気づいてくれる人がいてこそ、このように多くの全世界が一緒に見られるようになるじゃないですか。それを気づいたんですね。

チョン・ウソン:そうですね、とても賢いようです笑

司会:私がそのように言ってさしあげなければならないのに笑

チョン・ウソン:目がいいから。

司会:チョン・ウソンさんが魅了された「静かなる海」

チョン・ウソン:久しぶりに月の地を踏んだから、ほうきを思い出しました。

司会:その話は後でしてもらいましょう。果たして、月の地面を見たら何故チョン・ウソンさんはほうきを思い出すのか。私たちが正確に11時40分頃お話していただくことにいたします。

チョン・ウソン:はい、私は時計を見ていましょうか?

司会:少しだけ待っていただいて、マイクもちょっと下ろしていただけますか?

チョン・ウソン:下ろしますか?

パク・ウンギョン作家さんは、短編映画「静かなる海」を初めから見守っていらっしゃって、その可能性をかねてから発見していた方だという事ですが、お話してください。

作家:私が短編シナリオをまず見る機会がありました。シナリオを見た時、長編や商業映画を製作する方たちも挑戦するのが大変なジャンルがSFであり、韓国では残念だった、挑戦したいジャンルだったのですが、それを卒業作品で挑戦しようと考えたことが、まず驚きました。
シナリオ自体が、短編ですでに設定されていた世界観や内容が、すごく好奇心を呼び起こして、もっとたくさん見ていたい渇きが起こるそんなシナリオだったんです。
なので、見ていてむしろ私も刺激になったし、もっとやってみたいと思う作品でした。
それが結局これを短編映画、その次にシリーズ化まで確定させる、原動力になったのだと思います。私にとって。

原動力だとおっしゃいましたが、短編から始めてNetflixのシリーズで見られることになって、さまざまな叙事、長い叙事に出会ったのですが、明らかに新鮮な衝撃を抱かせるようで、チェ・ハンヨン監督は作品を通じて視聴者の方々に伝えたいメッセージがあると思いますが、お話しいただけますか。

監督:Netflixのシリーズとしながら、もっと大きな話ができるのではないかと思いました。短編では月の基地での事件だけに集中していたけれど、Netflixのシリーズとして来て、地球である資源が不足する環境や、そこで生きていく人々の姿、そういうものをもっとお見せして、単純に隊員たちの生存の話ではなく、地球と人類の生存の話に確定させて、もっと大きな意味と悩みを投げかけることができるのではないかと思いました。

それこそ近未来の地球、私たちの話になるかもしれないのですが、俳優の方たちは「静かなる海」に初めて触れた時どう思ったのか気になります。

ペ・ドゥナ:シナリオを見た時ですか?国内でSF、特に月に行く宇宙映画について、挑戦できるか?もしその前「静かなる海」に出会う前には怖がったと思います。
私が最初台本と一緒に監督の卒業作品の短編映画「静かなる海」を一緒に受け取ったんですが、台本を見る前に短編映画を見始めたんです。
実は卒業作品としてSF映画を作るとなると、十分な設備があって作るのではなく、本当に限られた予算や条件の中で、ものすごくびっくりするほどよくできていると思ったんです。
それに、俳優たちの感情線、演技に超集中できるよう、短編映画を作ってらしたんですよ。
すごくびっくりしました。そして、この方が誰かわからないけれど、この方なら、韓国で作る宇宙に関する映画もなぜか挑戦し甲斐がある、俳優として挑戦してみたいと思うほど、この短編映画に感動しました。その雰囲気と俳優たちの演技、映画1編がすべて現実のものだと感じて信じることができる話を、作ってくださるんですよ。
だから出演を決心しました。

司会:短編にハマった、ペ・ドゥナさんです。

コンユさんは初めて接した時どうでしたか?

コンユ:僕は個人的にジャンル物に対する渇きがありました。この時期に私がこの申し入れを受けて、シナリオを見た後「ユリイカ!」という感じでした。

※ユリイカ・・ギリシャ語に由来する感嘆詞で、何かを発見、発明したことを喜ぶときに使われる。古代ギリシャの数学者、発明者であるアルキメデスが叫んだとされる言葉である。(ウィキペディアより)

司会:これだ!

コンユ:ビックリマークが10個くらい、ポンポンポン!
なので、簡単にお話しすると、奇抜な想像力と、独創的なテーマ、そして私が待ち望んでいたジャンル物。
そして、チョン・ウソン?笑
・・・冗談ですよ。

司会:冗談って言ったらだめでしょ、今は。

コンユ:いろいろな面で、躊躇する理由がないシナリオでしたし、だからいろいろ描写されている部分を読みながら、想像していたことを思い出します。
普通、そうやって読みながら想像できるスクリプトは、割と早く決定していると思います。この作品もやはり、そういう作品でした。

司会:それもSFだけの観点でもありますよね。想像が可能な。

イ・ジュンさんはどうでしたか?

私は普段「静かなる海」の前のはるか前から、宇宙に対する関心が多くて、情報や資料を調べるのが好きだったんですよ。インターネットでも調べていたところに、こういう台本があるんですよ。とても不思議で、絶対やらない理由がないのではないか、とても面白い挑戦だと思ったので参加することにしました。

司会:元々興味を持っていらした。

キム・ソニョンさんは?

キム・ソニョン:私はチョン・ウソン先輩が制作されると言うので、やりました。

司会:いいですね、私の知っている、チョン・ウソンさんのためにやった。

キム・ソニョン:はい、これからもチョン・ウソン先輩が何を作ろうと、申し入れがあれば全部やるつもりです。

コンユ:生放送なんだけど?

司会:生中継ですが、コンユさんどうしますか?もう一度機会を差し上げましょうか?

コンユ:私はさっきの冗談の通りです。

キム・ソニョン:私は行く道がコンユとは全然違うので。

司会:共有(コンユ)できないと、その道を。

イ・ムセンさんは?

イ・ムセン:私は実はこの台本を見て、ときめきという単語が思い浮かびました。期待感という単語が1番に思い浮かんで。それほど新鮮なテーマ、そして「果たしてこの場面をどうやって具現化するのか?」という部分に、ものすごく好奇心が湧きました。
作品を早く撮影したくて、初撮影がすごく記憶に残っていて、早く初撮影の日が来るといいなと指折り数えていた記憶があります。

司会:それほどときめいた作品。

イ・ソンウクさん

イ・ソンウク:私は初めて台本を読んだ時、初シーンから吸引力が強かった記憶が残っています。初シーンから吸い込まれて、そのまま作品をずっと見ることになって、元々ジャンルというか、そういう部分に対して挑戦意識もあったけれど、私が演じたキム・ソンという役が魅力的に思えたんですよ。精鋭隊員なんだけど、何かちょっと不足している、そんな感じがあるんですよ。

司会:情が湧く…

イ・ソンウク:そうです、情が湧くんです。だから、すごくやりたくて、初めて監督や作家さん、チョ・ヨンウクPDとミーティングをする時、すごくやりたい、上手くやれると、欲を出しました。

司会:それほど欲を出したキム・ソンの魅力は、12月24日に全世界が見ることになりますね。

このキャスティングの組み合わせを完成させたこの方もとても格別だと思うのですが、「静かなる海」の俳優たちのキャスティングの知らせを聞いて、チョ・ヨンウクPDが自分が一生に使うキャスティングをこの作品で全部使った、なのでちょっと怖くなったとお話されました。
制作社代表の気分はどうですか?

チョン・ウソン:キャスティングを完成していく過程の中にいたので、もちろん短編の輝き、そして怖いもの知らずの挑戦、短編だから可能な寛容度があるジャンルです。
これを長編として作る時はまた新しい挑戦なんですよ。
落ち着いた中にも現実的な制作環境の中での具現、それらをする時にこの作品の一番挑戦にに釣り合う俳優、自分の役を演じるのに、もちろんシナリオを読むときに想像の幅が広いじゃないですか、イメージを頭の中で描くから。だけど、現場ではそうではないんですよ。
ブルーマットがあったり、そういう環境で想像で演技をすることは、ものすごくまた違う挑戦のなかに大変さもあると思うんですよ。
それを快くやってくれる俳優は、果たして誰だろうか。果たしてジアンは誰だろうか、ハン隊長は誰だろうかと思いながら、この俳優がやってくれればいいなという願いで作品を作ったけど、実は怖いんですよ。俳優たちがうんと言う時、嬉しいのは少しの間で、また現場で俳優たちが望む、「静かなる海」として完成していくための現実的具現、余すところなく製作社で作らなければならないから、その喜びとときめき、だけど怖さ。これらがずっと共存していた時間だったと思います。

司会:そして完成した時?

チョン・ウソン:完成した後ももちろん、多くの人から愛されようという目的性のある作品だけれどもまず最初に、一緒に作った俳優たちが気にいるだろうか?そのため、あえて聞くんですよ。どう見たのか…慎重に聞いてみるんだけど、みんな満足だと言ってくれるので。

本人にキャスティングの提案が来た時、早く答える方ですか?それともちょっと待ってから答える方ですか?

チョン・ウソン:私ですか?できるだけ早くフィードバックするのがいいですね。

司会:今回は製作者として、もっと早く答えるようになるのではと思います。

チョン・ウソン:どんなことをですか?

司会:今後キャスティングの提案が来たら、早く答えるようになるのではないか?

チョン・ウソン:早いという事が状況が相手がいる状況なので、これは私が製作者だからこの中だけでお答えします笑

この作品を通して、チョン・ウソンさんを製作社代表として会った俳優の方たちはどうだったのか、気になります。俳優チョン・ウソンではない製作者チョン・ウソンに会った感想はどうですか?

ペ・ドゥナ:私はこんなに一生懸命な制作者の方は初めてです。ホントに1日も休まず現場に来てたんですよ。小さい事から大きいことまでものすごく聞いていました。そうやって気にかけてくださる製作者の方は、私は初めてでした。
それに、俳優をされてるじゃないですか。私たちにとっては代表ですが、俳優の大先輩でらっしゃるので後輩たちが何か不便なことはないかということを、とても気にかけてくださいました。俳優の状況を一番多くケアしてくださる、そんな製作者でした。
だから私たちはとても幸せでした。撮影している間。たくさんのケアを受けて。

コンユさんはどうだったのか、代表にお話ししてくれますか?

コンユ:ドゥナさんがおっしゃったことと似ていますが、私たちと同じ俳優の立場でもいらっしゃるので、俳優がどうすれば現場で少しでも楽になるかに対しての部分で、とてもキャッチしてくださったと思うし、先ほどドゥナさんがおっしゃったように、現場でいつも私たちと一緒にいらしたんですよ。そこまでされるとは、予想できなかったんです。
作品に対する情熱や、出演している俳優たちに対する愛情が本当に溢れていて、俳優たちが撮影がいつも簡単ではないじゃないですか。現場というものが、辛くて疲れる瞬間が来るんですけど、良い製作社代表のおかげで、現場でファイティンできるのではないか。
私は尊敬する部分にたくさん接したと思います。
私は1度も作品を一緒にしたことがなくて、実はちょっと未知の領域だったんですよ。チョン・ウソンという方が。私と同じ年頃の時、男性たちに偶像だった、青春スターでいらしたじゃないですか。

司会:そうですよ、ロールモデルでした。オートバイに乗ってましたか?

コンユ:私はオートバイは乗ってませんが、真似してたことは多いですよね。スター中のスターだったんですよ。だからちょっと難しかった、だから未知の領域だったんです。
今回の機会に、制作社代表でもあるけれど、俳優の先輩でもあるけれど、とても人間的に良いヒョンを知ることになって、とても近くなったような気もするし、時々ちょっと気まずかったりも…さっきの報いを受けたようでもあり、いろいろな感情が共存しています、今は。

司会:人間関係が近くなったり遠くなったり笑
でも口が酸っぱくなるほど、尊敬の心と感動の心を表現してくださって、それこそ「静けさの海」は俳優の方たちと制作陣の情熱と愛が1つになった作品ではないかと、今一言一言に感じられます。

さぁ、チェ・ハンヨン監督の輝く想像力とベテラン制作陣たちが1つになって、深く豊かな光を放つシリーズとして誕生した「静かなる海」
今からここにいらっしゃる俳優の皆さん1人1人キャラクター達を探ってみようと思います。

ペ・ドゥナさんが演じる、ソン・ジアンはどんな人物ですか?

ペ・ドゥナ:私が演じたソン・ジアンは、宇宙生物学者であり動物行動学者なんですが、宇宙生物学の分野で屈指の科学者です。なので、宇宙航空局の呼び出し、提案を受けパレ基地のプロジェクトに合流する役です。
他の隊員たちが邁進することになる任務があるんですけど、他の隊員たちとはちょっと違い、5年前のパレ基地の任務のミステリーな秘密を解きたい、そんな人物です。

司会:予告編が公開されて、ペ・ドゥナさんの眼差しに魅了された方が、本当に多いですが、「静かなる海」が俳優ペ・ドゥナさんの好奇心と挑戦心を刺激したという噂があります。どんな点ですか?

ペ・ドゥナ:さっきもお伝えしましたが、韓国でSF物に挑戦することは、実はとても慎重になっていた部分なんですが、「静かなる海」はちょっと私にとって挑戦心を刺激するものでした。できそうだ、この人たちとならという。
何か韓国的でありながらいろいろと考えさせられる、社会性のある話もありながら、観客も好きになってくれるような。
そして想像力を現実に表現することができるようなプロジェクトでした。だから、やってみよう!勇気を出してみよう!と思った作品です。

司会:俳優ペ・ドゥナさんの挑戦でもあります。そのソン・ジアンにペ・ドゥナさんをキャスティングするために、制作陣チョン・ウソンさんが渡したものがあると聞いています。
お話しください。

チョン・ウソン:その時ドゥナさんがある撮影を終えて、ちょっと休息しているという状況でした。海外に行って休んでいるというので、行って気楽に休んでる間に読んでくださいと。ありえないですよね、休みにシナリオを気楽に読めなんて、とんでもないお願いじゃないですか。
時間がかかっても、フィードバックが来るまで待とうと思ってたのですが、ちょうど私が仕事でドゥナさんがいる、パリだったんですが、私も知らないで予約したレストランにドゥナさんがいたんですよ。その話を聞いて、私も何気に待っていたんです。そこで台本についての話をして、もう少し読んでみてくださいと、私はスイスに行かなければならなくて、ドゥナさんはイギリスに行かなければならない日程でした。

司会:グローバルプロジェクト

チョン・ウソン:移動しながらSNSでも連絡し続けてどうにか読んでくれればいいです、こうしてくれれば嬉しいですと言っていて、その後読んでみて、これは挑戦し甲斐がある何かがある作品だという、前向きな話を聞きました。
こんな海外、地球的行動でキャスティングした経験をした製作者が何人いるだろうかという思いもあり、おもしろい経験でした。

司会:本当に運命ですね、ドゥナさんが「静かなる海」に出演するしかなかった…。
この話を聞くことも、1つのビハインドストーリーを聞いた気がします。

コンユさんが演じたハン・ユンジェを探ってみたいと思います。どんな人物ですか?

コンユ:ハン・ユンジェは宇宙航空局最年少探査隊長で、レジェンドと言える人物だと思います。責任感が強く、いつも隊員たちの安全を最優先にしる人物で、緊迫した状況になっても隊員たちの前で自分の感情を簡単には出さないような、冷徹な人物です。

司会:ハン・ユンジェは冷徹で荒い、そんな人物のため、今回荒いイメージを作るために努力をしたと聞いています。

コンユ:私たちが話す時は、それ以前のユンジェの出来事を考えた時に、元職業軍人出身だという設定があったので、黒く日焼けした姿、何かそこに孤独感も見えたらいいなと。
首のタトゥーもそういうイメージを浮き彫りにするために。
設定はタトゥーは実はその前にいた軍部隊のマークだと思っていただければ。
私はあえてタフな姿を見せなくちゃというわけではないんだけど、タトゥーや焼けた皮膚のトーンくらいの、私がこれまで見せてこなかった、その前にしていたヘアスタイルなどはちょっとダンディでパーマっ気もあってロマンティックな雰囲気があったとしたら、そういう部分をなくしたいと思いました。なので作品を見ていただければわかりますが、1度も劇中にしてこなかったスタイルで、軍人出身だと考えたので横や耳の髪をさっぱりと吹き飛ばしたんですよ。

司会:外見的にもハン・ユンジェの過去を読み取ることができるように。

コンユ:撮影するときに髪を切ったため、髪型について様々な意見があった事は分かっているんですよ。それはコンユのための髪型ではなくて、ハン・ユンジェのための髪型でした。作品を見るとおそらく、そのことが全て理解できるのではないかと。

司会:ハン・ユンジェは隊長で、隊員の中でも最強の隊員で。
私が地下鉄の駅に行くたびにコンユさんとメンコをしたくて、たくさん通ってるんですけど、月にいたから会えなかったんですね。

コンユ:何ですって?

司会:月にいたから。

コンユ:あぁそうです。月の作品に。

司会:月は合いましたか?

コンユ:僕はよかったですよ。

司会:地下もよく合って、月もよく合って。

コンユ:僕が実は、こういうことを言うのは恐縮ですが、どこに行ってもよく…上手く…
笑ってます?

司会:チョン・ウソンさんが、大笑いしています。

コンユ:どこに行っても無難にうまく適応するスタイルのようです。

司会:性格も元々良いから。

コンユ:それは、分かりません。

司会:チェ・ハンヨン監督が、この役はぜひコンユさんが演じて欲しいと思っていたと聞いています。特別な理由がありますか?

チェ・ハンヨン監督:元々コンユ先輩は、今までも様々な作品で様々な姿を見せてくださって、ファンとして知っていて、そんなコンユ先輩の経験がハン・ユンジェ隊長を多面的に表現できるのではないかと思いました。
それに、劇中のハン・ユンジェ隊長の役だけではなく、撮影現場でも他の俳優たちをリードできる、そんな俳優を探していたんですがコンユ先輩が適役だと思い、実際に現場でも上手くリードしてくださってありがたく思っています。

司会:作品の内外でリーダーをされたコンユさんについてお話していただきました。

 

前半の動画はここまでです。
後半はまた!

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